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イタリア語文法解説 - 近過去3 過去分詞の一致

近過去の作り方・助動詞avere・essereの選び方は理解できましたか?前回でも少し勉強しましたが過去時制を表す助動詞にessereを取るときは過去分詞を主語と性・数一致させるんでしたね。また助動詞avereを取るときでも補語代名詞によって過去分詞を補語代名詞に性・数一致させる必要があります。今日はこの過去分詞の性・数一致について勉強しましょう。

主語との性・数一致

前回も勉強しましたが復習のためもう一度確認しましょう。

過去時制を表す助動詞にessereを取る場合、過去分詞は主語に性・数一致させます。これは形容詞の性・数一致と同じように過去分詞の語尾-oを主語が男性単数なら-o、女性単数なら-a、男性複数なら-i、女性複数なら-eと変化させます。非人称動詞の大半・再帰動詞はessereを助動詞に取ります。助動詞にavereを取る場合、過去分詞は主語の性・数一致せずそのまま-oになります。

  • Sono venuto in Italia. (私はイタリアに来ました)
    主語が男性単数なんで過去分詞の語尾は-o、私が女性なら-a
  • Maria e' venuta a Milano. (マリアはミラノに来ました)
    主語が女性単数なんで過去分詞の語尾は-a
  • Loro sono venuti in Giappone. (彼らは日本へ来ました)
    主語が男性複数なんで過去分詞の語尾は-i
  • Delle amiche sono venute in Italia. (女性の友人たちがイタリアへ来ました)
    主語が女性複数なんで過去分詞の語尾は-e
  • Mi sono alzato alle 7. (私は7時に起きました)
    主語が男性単数なんで過去分詞の語尾は-o、私が女性なら-a
  • Maria si e' alzata alle 7. (マリアは7時に起きました)
    主語が女性単数なんで過去分詞の語尾は-a
  • I miei genitori si sono alzati alle 7. (私の両親は7時に起きました)
    主語が女性単数なんで過去分詞の語尾は-i
  • Abbiamo fatto un vigaggio in Italia. (私たちはイタリア旅行をしました)
    主語が男性複数ですが助動詞avereを使う場合は性・数一致せずそのまま-oになります

補語代名詞との性・数一致

過去分詞は主語の他に補語代名詞にも性・数一致する場合があります。過去時制を表す助動詞にavereを取っていても直接補語代名詞があればそれに性・数一致させなければいけません。直接補語代名詞のlo・la・li・le・neがあれば過去分詞はそれに性・数一致させなければいけません。地域によっては直接補語代名詞mi・ti・ci・viにも性・数一致させることもありますが、基本的には直接補語代名詞lo・la・li・le・neだけ性・数一致すると覚えてください。また間接補語代名詞(mi・ti・gli・le・ci・vi)には一致させません。

  • Ha mangiato la mia torta? (彼は私のケーキを食べましたか?)
    → Si', l'ha mangiata. (はい、それ(ケーキ)を食べました)
    直接補語代名詞laがあるので過去分詞の語尾を-aに変える
  • Avete letto questi libri? (あなたたちはこれらの本を読みましたか?)
    → Si', li abbiamo letti. (はい、私たちはそれら(本)を読みました)
    直接補語代名詞liがあるので過去分詞の語尾を-iに変える
    → Si', ne abbiamo letto uno. はい、私たちはそれ(本)を1冊読みました。
    → Si', ne abbiamo letti tre. はい、私たちはそれら(本)を3冊読みました。
    neは本を指し、その本の数で1冊だと-o、複数だと-iになります
    → Si', li abbiamo letti tutti. はい、私たちはそれら(本)を全部読みました。
    すべてを表すときはneではなくliを使います
  • Gli hai prestato la macchina? (彼に車貸したの?)
    → Si', gliel'ho prestata. (はい、彼にそれ(車)を貸しました)
    直接補語代名詞laがあるので過去分詞の語尾を-aに変え、間接補語は性・数一致しない
  • Quanti biscotti hai mangiato? (どれくらいビスケットを食べたの?)
    Ne ho mangiato uno. (それ(ビスケット)を1枚食べました)
    Ne ho mangiati cinque. (それ(ビスケット)を5枚食べました)
    neはビスケットを指し、そのビスケットの数で1枚だと-o、複数だと-iになります

これら過去を表す助動詞の選択・主語の過去分詞の一致・直接補語代名詞の過去分詞の一致は他の複合時制(過去を表す助動詞と過去分詞で表す時制)でも同じですので、この際しっかりマスターしておきましょう。