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イタリア語文法解説 - 形容詞

今日は名詞を修飾したりする形容詞を勉強します。イタリア語の場合、形容詞は名詞のすぐ前(定冠詞・不定冠詞がある時はその後)にきたり後ろにきたりしますが基本は名詞の性・数に形容詞も合わせるということです。形容詞はo・i・a・eと変化するものとe・iと変化するものの2種類あります(これは名詞の変化と同じですね)。不定冠詞・定冠詞と同様慣れると自然と名詞の性に合わせれるようになりますので今のうちにしっかり練習してください。

形容詞の基本

まずは、o・i・a・eと変化するタイプの形容詞nero(黒い)を見てみましょう。男性単数形の名詞につく場合はneroとそのまま変化しませんが、女性単数形の名詞ならneraと語尾がaに変わります。男性複数形ならneri女性複数形ならnereと変わります。この変化は名詞を単数形から複数形に変える時と同じですね。男性名詞のlibro(本)に形容詞nero(黒い)をつけるとlibro nero(黒い本)となり、複数だとlibri neriとなります。

女性名詞penna(ペン)に形容詞nero(黒い)をつけるとpenna nera(黒いペン)となり複数形はpenne nereとなります。名詞の性・数に合わせればいいので、性・数不規則変化する名詞でも名詞の語尾に惑わされず形容詞は忠実に性・数に合わせてください。例えばdito(指)は単数は男性形なのに複数になると女性形になる不規則な変化をしますね。ditoにcorto(短い)をつけるとdito corto(短い指)となります、複数形にすればdita corteと形容詞も女性形複数になります。

次にe・iと変化する形容詞verde(緑の)を見てみましょう。男性・女性単数形の名詞にはverde男性・女性複数形の名詞にはverdiとなります。つまり男性・女性関係なく単数ならこのタイプの形容詞の語尾はeに複数ならiになります。libro(本)にverde(緑の)をつけるとlibro verde(緑の本)、複数の時はlibri verdiです。女性名詞のpenna(ペン)につけても単数ならpenna verde(緑のペン)となり複数ならpenne verdiとなります。

とにかく形容詞はかかる名詞の性・数に合わせると覚えてください。また形容詞が-caで終わる場合複数になると-cheになるなど語尾の変化は名詞の語尾変化と同じです。penna lunga(長いペン)を複数にするとpenne lungheとgaがgheとなりhが入ることに注意してください。

形容詞の位置ですが名詞のすぐ前に置かれる場合と後ろに置かれる場合があります。たいてい後ろに置かれその名詞の特徴・状態を表すんですが、前に置かれた場合少し違った意味合いを持ったり主観的な意味になります。この形容詞を前に置くのか後ろに置くのかはその形容詞の意味で違ってきたり文の内容でも違ってきます。

私の場合、形容詞が他と比べてどうだなどの種類・状態を表す時はたいてい名詞の後ろに置いて、belloなどよく名詞の前に置かれるのを聞く形容詞は前に置くようにしています。また、前・後ろどっちに置いても通じたり、前後で意味が違う場合があったりで、未だに間違うこともあります。イタリア人に聞いても感覚で決めていたり変な感じのしないほうにしているそうです。形容詞の位置を間違わないようにするにはたくさんのイタリア語に触れ慣れていかないと仕方のないことかもしれません。

特殊な語尾変化の形容詞

形容詞にも例外が主に3つあり、これらは名詞の前に置かれたときのみ発音の関係から名詞の頭文字によって変化します。

まず形容詞bello(美しい・良い)です。belloのloの部分が定冠詞と同じように変化します。男性形単数でs+子音やz、gn、pnで始まる名詞だとbelloとなり、その他の子音で始まる男性名詞単数形だとbel、母音で始まる男性形単数名詞ならbell'となります。bello zaino(良いリュックサック)、bel libro(良い本)、bell'uomo(良い人)。複数ならbegli zaini、bei libri、begli uominiとなります。女性形はそのままbella、belleとなります。

次にbuono(良い・おいしい)です。これはnoの部分が不定冠詞と同じように変化し、男性形単数でs+子音やz、gn、pnで始まる名詞だとbuonoになり、その他の男性名詞単数形はbuonとなります。男性名詞複数形・女性名詞は基本通りbuoni・buona・buoneとなります。buono straniero(良い外国人)、buon ragazzo(良い少年)、buon uomo(良い男)、buoni stranieri、buoni ragazzi、buoni uomini。女性形はbuona、buoneとそのままの変化です。

最後にsanto(聖なる)です。通常、聖人の名前の前に置かれ聖〜となります。s+子音などの男性名の前ではSanto、その他の子音で始まる男子名だとSan、母音で始める名前ではSant'、子音で始まる女性名はSantaになります。Santo Stefano(聖ステーファノ)、San Tommaso(聖トマス)、Sant'Antonio(聖アントーニオ)、Santa Maria(聖マリア)など。